規格住宅にはどんなメリット・デメリットがある？

規格住宅は手間や時間をはぶくことができます

規格住宅はあらかじめ提供されたプランや間取りなどをもとにして、自分好みの設備やデザインなどを選んで建てるものです。
企画住宅という言い方もありますが、規格化されているため事前に設計図があって、耐震構造計算を済んでいることがあります。
フルオーダーになる注文住宅のように、ゼロから作る場合と比較すると手間や時間などがかかりません。
準備された選択肢から自分好みを反映させた住居に仕上げることができ、いろいろな選択肢があるのである程度こだわりのある住宅を実現することが可能です。
短い工期においてトータル的にコーディネートされた家造りを体験することができ、メーカーによっては住宅展示場などでVRを活用したスマートフォンからの内覧に対応しています。
完成した後のイメージをつかみやすく、理想の家づくりを実現できるでしょう。
自由設計の住宅を建てるための時間や手間などはかけたくないが、ある程度こだわりのある家を建てたい人に規格住宅はおすすめです。

規格住宅は自由度は限られているが工期も短くコストも低い

規格住宅は、工務店やハウスメーカーが事前に用意した規格に沿って建築する住宅で、外観・内装・間取り・設備など条件を一定の規格から選んで自由に組み合わせます。
会社ごとにパターン数や柔軟性が違いオプションで提示された仕様だと設備や間取りなども変更出来ます。
注文住宅の一部とも言えて、フルオーダーやセミオーダーと比べて自由度は下がりますが建売のように完成した家を買うわけではないので、一定の範囲内なら施工箇所で要望も聞いてもらえます。
メリットは大体の建材・工法は規格化されていて、工期短縮・コスト削減が出来ることでフルオーダーと比べると自由度は低くても品質はそこまで違いません。
コストパフォーマンスに優れていて、専門家によって間取り・コンセプトがはっきり決まっているので構造なども安心です。
早い段階から見積もり内容も明確になり購入計画も立てやすく、建売と比べて選択肢があるのでその分は自由にできます。
規格住宅でどこまで拘りを反映できるかも確認し、それからこちらの要望にあっていれば納得できる家づくりが出来ます。